◆脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手に

中年期の運動能力は高齢者になった時の脳の萎縮に関係があるそうですよ

脳の萎縮は認知機能の低下いわゆる認知症が心配ですよね~😱

 

報道によると

(CNN) 中年期の運動能力の低さと、年を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結果が、このほど神経学会誌のオンライン版に発表された。

 

脳は年を取ると萎縮して認知機能を低下させ、認知症につながることもある。しかし研究チームによれば、運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を食い止められる可能性があるという。

 

米ボストン大学などの研究チームは、認知症や心疾患のない平均年齢40歳の約1500人にランニングマシンで運動してもらうテストを実施し、20年後に再度テストを行って、脳の状態を磁気共鳴断層撮影(MRI)装置で調べた。

 

その結果、20年後、ランニングマシンの運動成績が良くなかった人は、脳が萎縮していることが分かった。

運動成績が低かった人のうち、心疾患の症状がなく、高血圧の薬も飲んでいない人は、脳の老化が1年分加速していた。一方、心疾患の症状があったり薬を飲んだりしている人は、2年分の脳の老化が進んでいた。

 

運動能力は、ランニングマシンで心拍数が一定の数値に達するまで走れる時間で測定した。

 

運動能力と高齢者の認知機能との関連は別の研究でも明らかになっている。2015年5月には、中年期の運動能力が高いほど、5年後の脳の萎縮も少ないという研究結果が発表されていた。

 

ボストン大学医学部のニコール・スパルタノ氏は今回の研究結果について、特に心疾患を持つ人にとっては脳の加齢を防ぐために運動が大切なことを物語っていると解説する。

脳の健康のためには中年期の運動が大切だと同氏は説き、「運動をすれば血流が増え、より多くの酸素が脳に運ばれて、年を取ってからの認知力の低下を防げるかもしれない」と話している。

 

中年期の運動が大切だと言うことは分かったけれど、高齢期に入ってからは

間に合わないのかな~(・・?

 

(スポーツ吹矢入門ーなぜスポーツ吹矢は健康に良いのかーぶんぶん書房発売)によると

脳細胞には肺から取り入れられる酸素が不可欠です。人間の臓器や機関の中で酸素をいちばん消費しているのが脳で、全体の25%の酸素が消費しています。そして酸素が不足すると脳細胞は破壊され4分ほどで脳死に至ります。

ですから、脳には常に酸素をたっぷりと送り込むことが大切となります。

 

スポーツ吹矢でも「腹式呼吸をしっかりと行えば肺胞からの酸素の取り込みが十分に行われ、また、腹式呼吸で血流が良くなることによって、十分な酸素を取り込んだ大量の血液が脳に送り込まれ、その血液と共に大量の酸素も脳に届きます。

このようにたっぷりと酸素が供給されることで脳細胞の老化が抑えられます。

このほか、脳の深部にある延髄は人間の体の生命機構の中枢で、ここが活性化されると体調が良くなります。腹式呼吸によって脳に新鮮な空気を送り込めば、延髄の働きも活発になります。」

と記されています

 

中年期の運動が間に合わなかった方も間に合った方も有酸素運動のスポーツ、スポーツ吹矢で脳を活性化し、認知力の低下を防ぎましょう(*^^)v